主要参考図書『論語新釈』宇野哲人著 講談社学術文庫
学而第一1 学而第一2 学而第一3
読み方「いんも その しんを うしなわざれば、また そうと すべきなり」 (意味)妻の親戚に対しても親切に接すれば、自分の親戚と同じように信頼しあえるのだ。 →
日頃親しみを感じない人々を思い浮かべてみる。 読み方「くんしは しょく あくを もとむる こと なく、きょ やすきを もとむること なし」 (意味)学問を究めようとする者に、豊富な食物や安楽な住居を求める暇はない。 →
つい物質的に豊かで楽な生活を求めるのは人情というもの。 読み方「わざに するどく、しかして ことに つつしみ、ゆうどうに つきて ただす。がくを このむと いうべきのみ」 (意味)仕事は敏しょうに、しかし言葉はみだりに発せず、徳の高い人に自分が正しいかを問う。このような人こそ、学問を好む人なのである。 →
仕事は遅く、ぺちゃくちゃしゃべり、間違っていても気にしない人になっていないか。 読み方「しこう いわく、ひんに して へつらう なく、とみて おごる こと なきは、いかんと。しいわく、かなり。いまだ ひんに して たのしみ、とみて れいを このむ ものにはしかざるなりと」 (意味)子貢が尋ねた。「貧乏でも卑屈になってへつらったりせず、裕福になってもおごることが無い人間はどうですか」。孔子が言うには「よい。しかし、貧乏でも道を楽しみ、裕福になっても礼を好むものには及ばない」と。 →
してはいけないことをしないのは当たり前。 読み方「ひとの おのれを しらざるを うれえず、ひとを しらざるを うれう」 (意味)他人が自分を知らなくてもそれを残念に思うことは無い。自分が他人を知らないことは残念に思う。 →
人生の目的は何か。 |