「孫子の経営」語り続けて23年 ハマモト経営 | |||||||||||||||
ビジネスに活かす 孫子 | 「兵は国の大事なり」 集団で戦って勝つ方法は、 すべて「孫子の兵法」に書いてある。 |
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「孫子の兵法」とは何か
●人間の本質に迫る問題解決の指南書 紀元前500年前後に記されたとされる兵法書。 なぜこれほどまで古い書が2500年もの月日を 越えて読み継がれてきたのか。 それは「孫子の兵法」が兵法の書であり ながら、技術や戦術の専門書ではなく、 人間の本質に迫る優れた指南書だからだ。 春秋戦国時代の末期、呉の国の天才将軍、 孫武が書き上げた「孫子の兵法」は、 古今東西のリーダーに多大な影響を与えた。 数え上げればきりがない。 この兵法書が生まれた中国では、 漢の高祖、劉邦のもとで軍を率い 「背水の陣」を用いて楚の軍を破った韓信、 三国志に登場する英傑の一人であり 「孫子の兵法」の注釈書を作った 魏王の曹操、 同じく三国志で蜀の劉備を助けた 天才軍師諸葛亮孔明、 現代に近いところでは中国共産党軍を 率いて中国全土を統一した毛沢東。 諸外国では、あのフランス皇帝ナポレオン も「孫子」を読んでいたと言われており、 アメリカとの戦争を優位に進めたベトナム 独立同盟のリーダー、ホ・チ・ミン、 そのベトナム戦争で辛酸をなめた経験を もつ湾岸戦争時の多国籍軍総司令官、 シュワルツコフ将軍も「孫子」を学んだと される。 日本においては、遣唐使として唐に渡った 吉備真備が「孫子の兵法」を持ち帰ったの が始めであり、 楠木正成、毛利元就、武田信玄などの 武将が「孫子」を学んだようだ。 特に武田信玄は「風林火山」という 「孫子の兵法」中の文言を旗印に使うほど 兵法の研究に熱心であった。 武田氏の戦略・戦術を記した軍学書 『甲陽軍鑑』を読むと、「孫子」の知識の 上に自らの経験を重ね、独自の兵法を 築いたようすがうかがえる。 また、日露戦争でロシアのバルチック艦隊 を破った連合艦隊司令長官の東郷平八郎、 その作戦を立案した参謀の秋山真之が 「孫子の兵法」を学んでいたことは有名で あり、特に秋山は海軍大学校で「孫子」の 講義も行なっている。 古今東西の軍人たちの教科書となった 「孫子の兵法」。 現代でも、著名な企業経営者が 活用していることが知られている。 松下幸之助、孫正義、越智直正、 ビル・ゲイツetc. 「孫子」を活用した有能なリーダーたちは皆、 「孫子」を自分の血肉にしてから使っている。 だからこそ2500年の時代を経ても、現在の 現実の問題に対応させることができるのだ。 「孫子」を真に活かすためには、 「自分のものとする」プロセスが欠かせない のである。 ●勝敗には必ず人的な理由がある そもそも「孫子の兵法」とは、兵法というだ けあって戦争のための書である。 戦争では人と人、軍と軍とが殺し合う。 こちらも勝つために敵を攻撃するための策を 練るが、敵は敵で必死である。さまざまな 攻撃をしかけてきたり、ワナを用意して こちらを待ち受けていたりする。 まんまとかかればこちらの命はない。 そこで、より有利な戦いを行うために手を 尽くして情報を収集し、集めた情報を 分析して策を練る。 どうすれば戦いに勝てるか、 どうすれば生き残れるか。 被害を少なくして確実に勝てる策をじっくり 慎重に考えるわけだ。 孫子は 「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」 とし、 「敵を知らず己を知らなければ 必ず危険に陥る」 と説いている。 つまり敵のこともよく調べず、 自軍の戦力もよく考えずに稚拙な作戦を立て て攻撃に出るようなことがあってはならない と戒めているのだ。 「孫子の兵法」が記される以前は、 戦争の勝敗は戦い方の巧拙ではなく、 天運に左右されるという考え方が一般的で あった。 だが、著者である将軍、孫武は、それまでの 幾多の戦争の歴史を研究した結果、 「戦争の勝敗には理由がある」 ということを見つけ出した。「孫子の兵法」 はそこに大きな存在意義があるのだ。 そういう意味で、「孫子の兵法」というのは、 「歴戦の勝者たちの知恵と戦略を凝縮した 2500年の叡智の結晶」 であり、天才軍師、孫子の思考法を学ぶこと ができる書である。 ●企業経営者こそが「孫子」を活かせる! 「孫子の兵法」を学ぶことで、思考の軸を 定めるとともに、より多角度からものごとを 見られるようになるだろう。 天才、孫子の思考法をなぞるのだから当然だ。 経営者が兵法を知ってビジネスを行えば、 より迅速に、好機に的確な一手を打てるよう になる。 また、致命的なミスを犯す可能性も極力、 減らすことができるようになるだろう。 これは激動の時代を生き抜く、現代の経営者 にとってかけがえの無いノウハウとなろう。 実は、「孫子の兵法」は勉強目的でいくら 読んでも、単に古典の知識が増えるという 以外にさしたる果実を得ることは難しい 書物だ。 それは孫子は戦場に立っていた人間であり、 多くの人が死に、国が滅びるかもしれないと いう、 極めて高い危機感の下で残された実践の書 だからだ。 戦いに直面している者、厳しい環境下にいる 者だからこそ、2000年以上の時代を越えて、 孫子を軍師のように活かすことができるのだ。 現代の厳しい環境で事業を行っている経営者 こそ、孫子を活かせるその人なのである。
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